古いものを捨てるのが苦手だ。気持ちをひどく引きずられる。生活が変化することに恐怖じみた感覚を味わうのだ。そんな私にとって今年の春は忍耐だった。
春先に、友人から譲ってもらった耐久年数過ぎた冷蔵庫を買い換え、娘が強く推すので10年以上使った浄水器を買い換えた。そうこうしていたら突然猫の給餌器が故障。やむなく買い換えることになった。年度末から新年度スタートの時期は去年以上に忙しく精神的にも追い込まれていたので、このいつまでも続く生活の変化がとても痛かった。
雛壇を片づけたら次は5月の飾りつけ。息子の誕生に「初孫は母方が!」と気合いで奮発してくれた母を想う。そろそろ、電化製品の故障ラッシュが収まってくれることを祈りながら。