猫耳朶ふたたび。以前載せた作り方とほぼ一緒。今回は汁バージョン。まずは猫耳朶の生地を作る。
<1>薄力粉に塩を少量（粉100g に塩を小さじ1程度）いれ、箸でよく全体を混ぜたら水を加えてしっかり練る。粉っぽさがなくなったら、濡れ布巾をかけ30分以上放置。
①白ネギ、にんにく、しょうがをみじん切り。にんにく、しょうがはチューブでもいい。今回はネギの代わりに新玉ねぎの葉をしっかり刻んでいれた。
②豚肉（私は豚ひれを使ったけど、豚こまでもいい。）にんじん、しいたけ、なす、きゅうり、ピーマン、じゃがいも、トマトを一口大に切る。中国料理は基本的に何をどれだけいれてもいいが、きゅうり、ピーマンは味の決め手なので絶対必要。トマトはミニトマトの方が甘くてまろやかに仕上がる。
③油を多めにしいた鍋を強火にかけ、砂糖を小さじ１杯いれる。この不思議な隠し味がとても大事なのだと、レシピを習った時に何度も言われた。ネギ、にんにく、しょうがをいれ、鍋からパンチの効いた香りがしてきたらにんじん。焼き目がつく程度までしっかり炒めた後は同じようにきゅうり、なす、しいたけ、トマト、豚肉の順に炒め続けて最後がじゃがいも。塩コショウを全体に強めに振ったら一度火を止める。
さて、ここ猫耳朶の生地に戻る。
<2>生地を等分に切り分け、最終的に親指の爪サイズに丸める。とはいえ、大きさは適当。まな板に<2>を置き、親指の腹でぎゅっと押しつけて45°くらい引きずる。これで猫の耳みたいな形ができる。ちょっと練習が必要かも。
<3>塩を少量いれて湯をぐらぐら沸かし、作り溜めた<2>を一気にいれて浮き上がるのを待つ。
<4>③に<3>を汁ごと投入。酒（できれば紹興酒）を少しいれ、じゃがいもに火が通るまで煮込む。私はいつもの圧力鍋。ピンが上がったら中火5分。煮あがったら汁の量を調整。少なかったら水を足す。味をみて、塩味が足りなければ醤油を隠し味程度。強火にかけ、ぐらぐらの汁に溶き卵を回しかけできあがり。
愛情も栄養もたっぷりの一品。
